一般社団法人    情報通信エンジニアリング協会


              
中山委員長挨拶[ 閉会挨拶 ]
 技術品質委員会 委員長 中山 俊樹

 多くのみなさまにご参加を頂きまして本当に有難うございます。また、選手の皆さん1日お疲れ様でした。
 リアルリアルリモートを時間差で組み合わせる三次元ハイブリッドの方法でこのコンテストを開催しましたが、年度よりも大幅に増えて、1000名を超える参加者に視聴を頂けています。
 事務局の準備はもとより、参加各社の皆様の大きなお力添えによるものと心から感謝を申し上げます。
 私どもは情報通信の基盤となる設備を、効率的かつ安全に構築していくために、これまで長年、設計すなわちデザインに取り組んでおり、デザイン思考、思想や手法はこれまでも脈々と受け継がれてきています。
 お客様であるNTT東日本様NTT西日本様からの期待もどんどん増大していますし、さらには世の中全体、設計の重要性がますます重要になっていると認識しています。
 ご講評にもありましたが、今回のコンテストでは多様な施工のケースに対して適切で正確な設計・算定すること、それから後工程まで含めた現場を想定しながら、適切な指示伝達ができるかどうか、こういったことを中心に皆さんの技術力を競っていただきました。
 昨年度より難易度が上がりボリューム増えて、皆さんもかなり難しさを感じたかと思います。
 そういった難しい設問の中でも本日のプレゼンテーションにおいて、各社の知識や経験をもとにした工夫やアイデア、提案など多数議論されていた。
 ここから得られた各社の優れたところを取り入れ、自分達だけではなく、同じ業務に従事している皆さんの会社中や方々や、会社の枠を超えた外の方々まで広げていくインフルエンサーの役割も果たしていたことを切に願っています。
 これからの設計や算定の業務はさらにDX が進んで行き、設計のやり方、デザインのやり方も変化していくと思います。時代のニーズに合わせて新しい多様な技術・スキルも求められることになります。
 そうした中でも複雑な現場環境に合わせて知識や経験を活かす設計の本質というものをぜひ大切にしていただきたい。
 今回のコンテストを一つの契機として、実際の業務でどういうやり方があるのか、どういった課題があるのか皆さんの中でも議論して頂き、知恵をこれからも出していきたいと思います。
 光技能競技会も10月にリアルな形で3年ぶりに開催できました。
 このアクセスデザインコンテストと合わせて協会加盟各社による創意工夫の展開と切磋琢磨、協調と競争という考えで業界全体の底上げをして、生産性の向上、品質の向上をブラッシュアップしていきたいと思います。
 最後になりますけれどもNTT東日本南関東様、そして NTTフィールドテクノ様はじめ NTTの関係者の皆様、そして一般の視聴いただいた皆様、1日お付き合いを頂きまして本当に有難うございました。
 そして、何よりも競技に参加されたそして素晴らしいパフォーマンスを見せていただいた皆さん選手の皆さん本当にありがとう。改めてお疲れ様でした。

  
    

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